祝入賞!!!の蓼科旅行 Archive

この度ワタクシ、今年ですでに25回目だという由緒ある「八ヶ岳フォトコンテスト」において、茅野市観光連盟会長賞をいただきました。パチパチパチ。
イェイ!、現金5万円+八ヶ岳乳製品詰め合わせゲットォ~~!!!
昨年、生まれて初めて一眼レフを購入した直後に、カメラ雑誌に載っていたいくつかのコンテストに勢いで応募してみたものの、ほぼ全滅.....泣。
それ以来、プリント&郵便代がもったいないので、その手のものからは遠ざかっていたのだが、久しぶりの参戦で見事に入賞を果たすことが出来ました。
よく利用させていただいている八ヶ岳観光協会のサイトで目にしていた、大好きな八ヶ岳(及び蓼科)をテーマとしたフォトコンテストなので、スゴクうれしぃ~!!!
狙った時にはいつも晴れるし、八ヶ岳とはホント相性いいんだよな。
受賞作は、昨年の晩秋に北八ヶ岳をのんびりと歩いた際のもので、主演・監督・撮影=オレ.....!!!
別に応募規定違反ではないと思うのだが、自分がモデルになりリモコンでシャッター切って(ソニーのデジイチにはインターバルタイマー機能がないのだ!!怒)入賞したのは、たぶんワタクシが最初なのではないでしょうか?
ブログで鍛えてきた(??)セルフ撮影のワザがこんなところで成果を上げるとは、世の中何が役に立つかわからんものだ。まぁ、なんの自慢にもなりませんが。。。
ちなみに、この時に撮った写真には、自分でも割と気に入っているものが多い。よい季節によい場所を歩けて、実にラッキーだった。
※「PREVIOUS」「NEXT」でリポート内を前後移動、写真をクリックすると拡大します。
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ともかくそんなわけで、11月29日の日曜日に茅野市文化センターで行われる表彰式のお知らせ及び入賞者代表あいさつのご依頼を主催の茅野市観光連盟事務局からいただき、だったらついでに前乗りして家族旅行にしてしまおうか....となった次第である。
さらに、予約したペンションでは、+3000円で深夜にチェックインし翌朝朝食付きとなる2泊3食パックがあるということなので、そちらを利用して土曜日は近所の八子ヶ峰をハイキングする計画を立てた。
お世話になったペンション「たると」さんは、ザ・ペンション!という感じで、モーが来て以来いつもキャンプばかりの我々には、なかなか新鮮でした。
ぼくらの予約後、奥様に外出の用事が出来てしまいその後の予約受付をストップしたようで、宿泊中はずっと貸し切り状態だった。お一人で忙しいにもかかわらず、ご主人には色々お気遣いいただき、感謝です。

2009/11/27
夜22時過ぎにチェックイン。
八ヶ岳山麓では毎度のことだが、途中で数頭の鹿を目撃した。
ペット連れOKなのは、今のところ3部屋のようだ。ぼくらが泊まった205号室は、その中でも一番広く、大人2名+幼児1名+ラブラドール1頭でも快適だった。
入室後、あろうことか旅行時にいつも持参する折りたたみ式クレートを忘れてきたことに気付き焦ったが、ロフトへの階段下にちゃんとリードフックが設置されていたので、事なきを得た。
ベッドやソファに上げるようなことさえしなければ、飼い主のいるときに部屋で犬をフリーにしてもかまわないとのこと。
しかし、食堂や暖炉のある部屋などパブリックスペースへの犬の立ち入りはNGである。
余談だが、ミドリが勝手にドアを開け、一時モーが館内を爆走していたとの情報もあるが、ぼくは見ていないので、単なるウワサに過ぎないのかもしれない(...と信じたい)。

こちらのペンションは、ビーナスラインペットネットに加盟しており、「ドロップくん」なる犬の公衆トイレが設置されていた。
おが屑などを利用し、フンを堆肥化しようという試みである。
また、敷地内には、ちょっとしたドッグランもあった。

さて、肝心の八ヶ岳フォトコンテスト表彰式のため、会場の茅野市文化センターへ。
残念ながら、モーフィーは車で留守番である。ちなみに、車で待たせる際は、日陰を選ぶのはもちろん、太陽の動きも考える必要があるので、冬でも要注意である。
遠方の入賞者で出席するのはオレくらいだろうなぁ....と思っていたのだが、豈図らんや、ほとんどの方が参加されていたようだ。
山小屋関係者とかアウトドアショップの方とか、主催者側なのか応募者側なのかよくわからないが、何となく記憶にあるお顔もちらほら。
常連さんなのだろうか、互いに顔見知りの受賞者も多いようであった。
山ギョーカイ、狭し。。。
茅野市観光連盟会長さんや八ヶ岳観光協会長さん、市長さんの挨拶の後、審査アドバイザーを務められた武藤プロダクション主宰・山岳映像作家の武藤昭さんによる総評が発表され、各賞の表彰が行われた。その後、僭越ながらワタクシが入賞者代表あいさつを行わせていただき、無事に表彰式は終了した。
地元の新聞社も何社か取材に来ていたようだが、記事が掲載された「長野日報」を、後日「ペンション たると」の奥様がわざわざ送って下さった。
2面に写真付きで割と大きく取り上げられていたので、とても良い記念になりました。
ちなみに、1面トップは「御柱検定」の話題。地方紙って、スバラシイ。。。

表彰式は別室で行われたが、ロビーには応募作が展示されており、他の方の作品を一度に拝見することが出来るので、大変参考になった。作品展示は、2週間程度行われるようだ。
武藤昭さんや主催の観光連盟・各協会関係の方々、他の受賞者の方なども、表彰式の前後にお声をかけてくださり、なかなか楽しかったです。
また、入賞作は寸評をいただけるのだが、自分なりに気を配ったつもりの「構図」に関して言及していただいていた点が、大変嬉しくまた参考にもなった。
細かい話だが、日常の喧噪を離れ静寂の支配する晩秋の山へ、そしてその奥へと踏み行っていく緊張感と高揚感を表現するため、森の深さと空の高さ、それぞれの色とバランスを最適に配置するには、三脚の位置やカメラの角度だけでなく、トレイルの斜面状況も利用する必要があった。で、その作業を前後の登山者の邪魔にならないようにササッと終えなくてはならないので、実際に山行中にやるとなると、けっこう大変なのです。
ぼくは自分撮り以外では三脚は使わないし、テント担いで縦走しながらパシャパシャ撮る、なんちゃってフォトブロガー・スタイル(?)なので、正統派の山岳写真愛好家のように「頑丈な三脚にカメラを設置して、じっくり検討を重ねてからカメラアングルを決定し、後はただひたすらシャッターチャンスを待つ」というタイプではまったくないが、実は構図にはそれなりにコダワリがあるのだ。
ともかく、自分が手がけた創作物(例えばブログの記事だってそうだ)に対して、肯定否定に関わらず率直なコメントや批評をいただけるというのは、何よりもありがたく嬉しいものである。もちろん、勉強にもなる。
募集が始まる来年秋までまだ間があるので、カメラ片手にまた八ヶ岳のどこかをぷらぷら歩いて、できれば次回も応募してみたいと思います。